審判員について
卓球協会が認めている審判員には、公認審判員、上級公認審判員、公認レフェリーの3種類があります。
上述の3つの審判員のさらに上にITTF国際審判員がありますが、ここでは日本国内の公認審判員についてのみご案内させていただきます。
公認審判員
中体連、高体連、全日本、国民体育大会といった主要な国内大会において主審および各種審判業務や運営業務を行うことができます。
3年毎更新
受験資格
中学卒業者であれば誰でも受験することができます。
講習会を受講し、筆記試験と結果と実技試験により判定されます。所属団体長から審判員の認定を受けます。
上級公認審判員
上級公認審判員は、全国大会の準決勝以上の主審を務めることができる資格です。
また、審判員の実技指導を行うことができ、さらに国際公認審判員の受験が可能になる資格。試験は筆記試験で行われます。
3年毎更新
受験資格
20歳以上で、公認審判員として3年以上の実技経験が必要です。
講習会はブロック単位(現在9ブロック)で行われます。
加盟団体で優れた審判実績を認められ、推薦を受けた者が、年1回行われる試験を受けられます。
公認レフェリー
国内大会の審判長を務めることができる資格です。
国際公認審判員の受験資格があり、公認審判員、上級公認審判員の指導育成を行うことができます。
3年毎更新
受験資格
卓球協会加盟団体の役員、あるいは支部役員、競技会運営者としての実績と、上級公認審判員としての実務経験が3年以上必要です。
年に1回全国数カ所で行われる試験を受けられます。